インフルエンザアンケート集計結果報告  
宮市医師会  
長  
米良孝志  
学校医部会長 眞砂州宏  
6月に実施いたしました「インフルエンザ アンケート2022」に際しましては、小学 90.6%、中学  
92.2%、幼稚園・保育園児 94.9%のご回答をいただきました。誠にありがとうございました。  
結果報告】  
昨年もインフルエンザの流行がありませんでしたので、今回のアンケートも接種率の調査のみに  
なりました。7年間の接種率の推移をグラフにお示ししますが、昨年度の接種率は、小学生 40.3%、  
中学生 19.9%、園児 50.4%で、いずれも7年間で最低となっています。  
今年はインフルエンザ流行に注意】  
新型コロナの流行で、世界各国でインフルエンザの流行はみられていませんでしたが、今年7月  
オーストラリアやアルゼンチンなどの南半球で、インフルエンザの流行がみられています。オースト  
ラリアやチリでは、新型コロナ流行以前よりも流行規模が大きくなっています。今冬、日本でも流行  
する可能性があり、大流行や重症化も懸念されます。  
A H1の最後の流行は令和1年度、A H3は平成30年度、B 型は平成29年度になります。今  
冬流行すれば、A H1 は3年ぶり、A H3は4年ぶり、B型は5年ぶりとなります。とくに、園児は、  
流行を初めて体験することになります。  
今年は、是非ワクチンを接種するよう、お願いいたします。